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心理コラム

ストレスとは?

2023.08.04

生きていれば誰でもストレスを抱えます。ストレスがないという人でも、気にならない程度で多かれ少なかれ人はストレスがかかっています。

ストレスを

■ストレッサー

■ストレス反応

この二つに分けて考えてみましょう。

ストレッサーとは、自分にストレスを与える環境的要因を言います。例えば仕事の量が多すぎる、会社の上司からモラハラにあっている、母親とうまくいかないなどです。自分の外的な問題になります。

ストレス反応とは、ストレッサーに対してあなたの心身に起こる様々な反応のことです。例えば涙が出る、起き上がれない、冷汗が出る、胸がドキドキする、楽しくない、虚しいなどです。

このストレッサーとストレス反応を「ストレス体験」といいますが、このストレス体験があなたが感じているストレスとなります。ではそのストレスどうしたらいいのでしょうか?

ストレスを今すぐ軽くできる簡単な方法を1つお伝えします。

まずはあなたの外側で起きている出来事(ストレッサー)を言語化してみましょう。

『仕事の量がかなり多くて私はストレスを感じている。』

『上司がことあるごとに私の言うことを否定してくる。』

このように、あなたが感じているストレスを出来事として言語化してみてください。

これはアウトプットすることで、頭で考えているよりしっかりと自分自身で確認ができます。

その際、できたら紙に書くことが良いですね。

大切なのはまずは自分のストレスを自覚することです。何に対してストレスを感じているのか分からないときがあると思いますが、それだとモヤモヤしたままで解決の糸口が見つかりません。言語化すると、目に見えてストレスを客観的に知ることが出来ます。

次に、そのストレッサーがわかったら、それに対して意図的に対処する方法を考えていきます。

例えば、前述の「仕事の量がかなり多くて私はストレスを感じている。」というストレッサーが認識できたら、たとえば、上司に相談して期日変更や仕事そのものを少し減らしてもらうなどの対処をしてもらう。

それが出来ない場合はリフレッシュするために帰宅後は大好きなアイスクリームを食べてリラックスして仕事の事は考えない!仕事中は交感神経が優位になっていて、ストレッサーの影響も受けやすいので、帰宅後、アイスクリームを食べることで、副交感神経が優位になり、ストレスの影響も少なくなります。

このように自分にとってやりやすい対処法をいろいろ考えて実行してみることがストレス軽減につながっていきます。

ストレスをそのままにしておくと、どんどん積もってきてしまい心がとても苦しくなってきます。自分を守り助けるために、ストレッサーを同定し、それにたいしての自分なりの対処法を考えていくことが大切です。

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